すでに生産・販売が停止しているハイブリッド専用モデル「インサイト」が2018年頃に新型インサイトとしてフルモデルチェンジされる情報があります。
先代インサイトは低価格で発売される情報をつかんだトヨタが、先代プリウスの販売価格を下げたともされている。
その結果インサイトのインパクトが薄れ、プリウスに太刀打ちできず2014年に販売を終了しました。
海外ではグレイスをベースにした開発者がスクープされています♪
今回はそんな新型インサイトのフルモデルチェンジ情報をまとめてみました。
新型インサイト フルモデルチェンジで燃費40.0km/l突破か?
先代インサイトでは「IMAハイブリッド」が搭載されて27.2km/Lを達成していました。
今となっていは驚くべき燃費性能ではありませんが、価格などを見ると十分な燃費性能でした。
新型インサイト フルモデルチェンジでは2モーター式の「SPORT HYBRID i-MMD」を採用するようです。
- アコード
- ステップワゴン
- オデッセイ
などで採用されているハイブリッドシステムになります。
1.5L 直4 DOHC i-VTEC +モーターの組み合わせにあり、システム出力は160PS前後となります。
ホンダでは1モーター式i-DCD方式を2020年までに廃止するとしている。
なんでも2モーター式の「SPORT HYBRID i-MMD」の製造コストが低下しているため、コンパクトカーにも採用できるようだ。
SPORT HYBRID i-MMDの仕組みは?
「エンジンをかけずモーターで走行できる距離を拡大」このシステムが動力性能と燃費性能に役立っています。
- EVドライブモード
バッテリーに貯めた電力を使ってモーター走行します。
発進時や街中での負担の少ない走行でモーター駆動がメインになっておりエンジンはバッテリー残量がある場合は動きません
- ハイブリッドドライブモード
バッテリー残量が少ない場合などでは、エンジンが発電に回ってモーターに電気を送ります。
主な駆動はモーターになっています。
- エンジンドライブモード
高速道路走行ではモーターを使用するよりもエンジンで走行したほうが効率が良いので、エンジンとクラッチが繋がりエンジンメインの走行となります。
トヨタなどのハイブリッドとの大きな違いは、エンジンは発電でメインがモーターの部分が大きいです。
同じような仕組みはノートeパワーなどがありますね。
搭載されるエンジンは?
オデッセイなどでは2.0Lでしたが、新型インサイト フルモデルチェンジでは1.5Lエンジンの採用可能性が高いでしょう。
現行フィットに搭載されている「1.5L直列4気筒」を「SPORT HYBRID i-MMD」ようにセッティングしたもので、動力性能よりも発電効率を高める。
エンジン出力は低下するがモーター出力は向上しているので、フィットハイブリッドよりもトータルではパワフルになると予想できます。
新型インサイトの燃費はプリウス越え!
開発目標の燃費は40.0km/lとなっており、最低でも新型プリウスの40.8km/Lを超えて販売してほしいところです。
燃費性能が超えられなくても近い数字であれば、プリウスよりもパワフルな走行が楽しめる新型インサイトは十分戦っていけると思われます。
新型インサイトはPHVも設定か?
こちらも確定情報ではありませんが、通常のハイブリッドの他にPHVも設定して販売されるのでは?と雑誌などでは掲載されていました。
参考になりそうなのは「クラリティ プラグイン ハイブリッド」になります。
- 容量17kWhのバッテリー
- EV走行可能距離は64km以上
- 電圧240Vの場合、2.5時間でバッテリーを満充電
新型インサイトPHVが設定された上記のスペックに近いものと予想できる。
尚、ホンダは2030年までに電動車両の販売比率を3分の2に引き上げる予定になっており、およそ50%はPHEVとHVが、FCVとEVが15%程度と見込んでいるようだ。