マツダが4月28日に突然、新型CX-8の発売と3列シートの内装画像を公開しました。
この新型CX-8は、以前から噂されていたCX-5ベースの「CX-6」と思われます。
ビアンテとプレマシーが発売終了に伴い、マツダは6・7人乗りの乗用車を持たないことになり、ラインアップがない状態では販売面でも厳しいとの判断でCX-8の投入なのでしょう。
今回はそんな6・7人乗り「新型CX-8」について現在判明している情報まとめました!
マツダ CX-8ってなに?
上記の白黒画像は7月25日に公開されたもので、初めて公式からエクステリアデザインが発表されました。
下のCX-5と比較するとリアが若干長いのが確認できると共に、サイドガラスも拡張されています。
またホイールベースも長くなっているためリアドアも大きくなり、乗り降り性が向上していると思われます。
マツダはこれまで「魂動(こどう)-Soul of Motion」と呼ばれる共通デザインを採用してきました。
今回の新型CX-8から「TIMELESS EDGY(タイムレス エッジー)」というコンセプトデザインが同時に発表され、更なるデザインの進化を行うようです。
スカイアクティブテクノロジーと「TIMELESS EDGY(タイムレス エッジー)」を採用した国内市場最上位SUVになります。
海外で販売の「CX-9」も7人乗りですが、日本国内では大きすぎるため販売は期待薄でした。
CX-9ボディサイズ
- 全長:5,065mm
- 全幅:1,930mm
- 全高:1,728mm
- ホイールベース:2,870mm
全長は5メートル・全幅1.9メートルを超えていますので、日常の取り回しで不便を感じてしまいます。
マツダ CX-8のボディサイズ
- 全長:4,900mm
- 全幅:1,840mm
- 全高:1,730mm
- ホイールベース:2,930mm
ベースとなるCX-5より全長355mmプラス・全高200mmプラスになります。
3列目もエマージェンシーではなくしっかりと座れるように、ホイールベースも230mm長くなっていますね。
また全長・全高がかなり違うためCX-5よりも格上の車に見えるはずです!
6.7人乗り マツダ 新型 CX-8注目のインテリアは?
6人乗り・7人乗りも設定しているとのことです。
基本的にはCX-5と大きくな変更はないと思われますが、6人乗り仕様はキャプテンシートでセンターコンソールが、かなりしっかりした作りになっていますね。
この二列目のシート座り心地もよさそうで、オットマン機能があるのか気になるところです!
またインテリアカラーもブラウン系が用意されており高級感があります。
- 運転席10Wayパワーシート&シートメモリー
- 運転席&助手席シートヒーター
- リアシートヒーター
- パワーリフトゲート
- アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(フロントガラス照射タイプ/カラー)
などの利便性機能もグレード別装備なると思いますが当然用意されます。
- 6人乗りモデルはウォークスルー又はコンソールが選択できる
- 7人乗りモデルはレザー仕様が不可
3列目の広さは?
CX-5と比較して300mm伸ばされていますが、やはり純粋なミニバンであるビアンテと比較すると狭いようです。
想定身長が170cm前後となっていますので、小柄な女性や子供をメインになるでしょう。
しかし各座席のスライドを調節すれば窮屈のレベルではないとレビューが上がっています。
ラゲッジスペースは?
- 床下容量65L
- 全員乗車時:239L
- 3列目収納時:572L
- 2・3列収納時は自転車2台を積み込むことが可能
ミニバンには及びませんが十分なラゲッジを備えている。
CX-8のエンジンラインナップは?
CX-5ではエンジンラインアップは3種類用意されています。
- ガソリン
- SKYACTIV-G 2.0
- SKYACTIV-G 2.5
- ディーゼル
- SKYACTIV-D 2.2
となっていますが、新型CX-8に搭載されるエンジンはクリーンディーゼル一本になります。
またCX-8は“可変ジオメトリーターボを採用することでパワーが向上されています。
- SKYACTIV-D 2.2
- 最高出力:140kW〈190PS〉/4,500rpm
- 最大トルク:450N・m〈45.9kgf・m〉/2,000rpm
- トランスミッション:SKYACTIV-DRIVE(6速自動変速機)
多人数が乗車する機会が多いSUVミニバンですので、ディーゼルのトルクは心強いと思われます。
2.0Lガソリンのミニバンでフル乗車して坂道はちょっと辛かったりしますからね・・・
またCX-8の特徴として750kg以下のキャンピングトレーラーなどを牽引できる
牽引物が風などで横揺れしたときに「トレーラー・スタビリティ・アシスト」が作動して車両側のブレーキとエンジン自動制御して安定させます。