トヨタが販売するコンパクトハイブリッドカー「アクア」のマイナーチェンジが2017年6月19日にされました。
ヴィッツハイブリッドが販売されて、値段が近いことや使い勝手が良いこともあり今のところ販売がヴィッツの方が上になっています。
そこでトヨタはてこ入れとして、質感・燃費を向上させるマイナーチェンジを行いました!
2017年6月 アクア マイナーチェンジで燃費はどうなる?
エンジンスペックなどに変更はありません。
- 1.5Lエンジン
- 最高出力:74PS・4800回転
- 最大トルク:11.3kgm・3600~4400回転
- 1LMモーター
- 最大出力:61PS
- 最大トルク:17.2kgm
主な燃費向上対策
1.5Lエンジン(1NZ-FXE)燃費効率に優れたアトキンソンサイクルエンジンとクールドEGR(排出ガス再循環)システムの採用で、高いエンジン効率を実現。低燃費とハイパワーを両立しています。
昇圧コンバーター付パワーコントロールユニットバッテリーの直流電流とモーター発電用の交流電流を最適に制御するユニット。インバーター、コンバーターともに小型・軽量化を実現しています。
ラジエーターエンジン&インバーター一体型ラジエーターを採用。小型・軽量化に貢献します。
ハイブリッドトランスアクスル駆動用・発電用モーターと動力分割機構などで構成されたトランスアクスル。ギヤトレーンを最適設計することで、小型・軽量化を達成。動力の伝達ロス低減も実現しています。
ハイブリッドバッテリー駆動用モーターに最適な電力を供給するコンパクトタイプのバッテリー。リヤシート下に配置することで、ラゲージスペースにゆとりが生まれました。
ECB(電子制御ブレーキシステム)油圧ブレーキと回生ブレーキの制動力分担を最適制御するECBにより、運動エネルギーの回収量(充電量)を最大化。
マイナーチェンジではエンジンの最適化が行われて
Lグレードでは37.0km/Lから38.0km/Lに燃費向上されました!
その他のグレードは33.8km/Lから34.4km/Lに燃費が向上
ただカタログ上はアップしますが実燃費ではほとんどわからないでしょう。
実用性のヴィッツと燃費のアクアのどちらを選ぶか悩みますね。
ECOオプションを用意
この38.0km/Lを超えるグレード以外は、34.4km/LのなるようですがオプションでECOセットが用意されます。
- 専用セッティング制御コンピューター
- 軽量カーペット
などを装着することで10キロ軽量されるようです。
エクステリアデザインも変更
- 前後バンパーデザインは変更されます。
- ヘッドライトはハイローLEDタイプに変更
- テールライト
- アルミホイールデザイン変更
- タイヤサイズ変更175/65 R15から185/60 R15
- Crossover:175/60 R16から185/60 R16
- 新色追加
ボディカラーは「クリアエメラルドパールクリスタルシャイン」「ジュエリーパープルマイカメタリック」を新たに追加
インテリアの質感向上
今回のマイナーチェンジで、インテリアパネル・メッキパーツの追加が行われて全体的な質感が向上します
- ソフトレザーセレクションのホワイト追加
- TFT液晶ディスプレイ標準化
- ステアリングスイッチ標準化
- センタークラスター形状変更
- 各所メッキ部分追加
- ステアリング・インパネ周り加飾追加
- カップホルダーにシルバー追加
- エアコンダクト形状変更
- グローブボックスにソフトトレイ
- イモビライザー標準化
最安値グレードLを除く全車が上記の装備に変更されます。
シートカラー
ブルーオプションカラー
レッドオプションカラー
ソフトレザーセレクションはお洒落な印象を与えてくれるホワイトがいいですね♪
X-URBANからCrossoverに変更
従来のX-URBANからCrossoverに名称変更されて、専用グリル、ルーフモール、16インチ専用アルミホイール、フェンダーアーチモールを装着
サスペンションも専用チューニングされています。
アクア マイナーチェンジで価格はどうなる?
ハイブリッドシステム | 駆動 | 価格*1 (消費税込み) | ||
---|---|---|---|---|
L | リダクション機構付のTHSⅡ(1.5L 1NZ-FXE) | 2WD(FF) | 1,785,240 | |
S | 1,886,760 | |||
G | 2,062,800 | |||
“ソフトレザーセレクション” | 2,089,800 | |||
Crossover | 2,062,800 |
- ウェルキャブ メーカー希望小売価格
ベースグレード | ハイブリッドシステム | 駆動 | 価格*1 (消費税は非課税) | |
---|---|---|---|---|
助手席回転シート車 “Aタイプ” | S | リダクション機構付のTHSⅡ(1.5L 1NZ-FXE) | 2WD(FF) | 1,994,760 |
G | 2,170,800 | |||
助手席回転シート車 “Bタイプ” | S | 1,937,000 | ||
G | 2,100,000 | |||
フレンドマチック取付用専用車 “タイプⅠ” | S | 1,978,560 | ||
G | 2,111,400 | |||
フレンドマチック取付用専用車 “タイプⅡ” | S | 2,170,000 | ||
G | 2,291,000 | |||
フレンドマチック取付用専用車 “タイプⅢ” | S | 2,351,000 | ||
G | 2,474,000 | |||
フレンドマチック取付用専用車 “タイプⅣ” | S | 2,692,000 | ||
G | 2,813,000 |
Gʼsグレードは廃止
GʼsからGRに名称変更される関係で、現在販売されている「アクア Gʼs」が廃止されます。
アクアのフルモデルチェンジが2018年を予定していますので、もしかしたらマイナーチェンジで廃止されたら新型アクアまで登場しない可能性も・・・
もしGʼsが欲しい方は早めに購入することをお勧めします!
今の情報では秋口にGRに変更されて販売とされていますので、フルモデルチェンジ前に再販売される。
「話題のトヨタG’sグレードってなに?ラインナップ・価格・走りは」
情報まとめ
「2017年6月 アクア マイナーチェンジ!質感と燃費向上されて新発売!」はいかがでしたか?
恐らくフルモデルチェンジ前の最後のマイナーチェンジなると思いますので、熟成マイナーチェンジとなります。
そろそろ新型アクアが購入検証になってきましたので、現行型を買うか悩みますね。
X-URBANグレードをマイナーチェンジ後は「 クロスオーバー 」に名称変更されて販売されます。
日産ノートEVに抜かれた燃費を改良して、再び抜き返すようです!