トヨタが販売するセダン「クラウン」が2018年にフルモデルチェンジされる予定になっています!
前回のビッグマイナーチェンジでは、ダウンサイジングターボを搭載したモデルが登場して話題になりましたね。
基本的なコンセプトは変わらずにフルモデルチェンジされる予定となっています!
今回はそんなトヨタ 新型クラウンの情報をまとめてみました。
目次
新型クラウン フルモデルチェンジでデザインは?
新型クラウンのデザイン特徴は「クーペルック」になります!
最近のヨーロッパ車に多くみられるもので、画像の新型レクサスLSもクーペルックになっていますね。
フロントからリアに掛けて流れるようなデザインになっていて、新型クラウンでも片側三枚ずつサイド・ウィンドウを持つ「6ライト・キャビン」
いままでのクラウンになかったデザインとなっており若者などを意識している。
バンパー左右のエアインテーク形状も大きくなるようなので、レクサスFスポーツのようなデザインに似たデザインになる。
- ボディサイズ
- 全長:4910mm
- 全幅:1800mm
- 全高:1455mm
- ホイールベース:2920mm
特徴としては現行比プラス70mmのホイールベース拡大による室内空間の向上です。
ボディカラーは標準7色・ジャパンカラー6色
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- プレシャスガレナ
- ダークブルーマイカ
- プレシャスブラックパール
- ブラック
- プレシャスシルバー
- シルバーメタリック
標準カラー7色に加えてオプションパッケージでジャパンカラー6色が用意されます。
ジャパンカラーについては現在どのようなカラー設定になるかは情報ありません。
インテリアはどうなってる?
インフォテインメントシステムが2画面になっており、上部の8インチディスプレイにナビなどを表示
下のディスプレイにではエアコン・オーディオなどを操作します。
新型クラウン フルモデルチェンジで搭載されるエンジンは?
現行型に採用されてる2.0Lターボエンジンと、新型カムリより搭載された新開発2.5L「ダイナミック フォース エンジン」と「2.5L ダイナミック フォース エンジン用THSⅡ」の組み合わせ
- ガソリンモデル
- 2.0L直列4気筒ターボエンジン
- 最高出力:245ps/4800-5600rpm
- 最大トルク:35.7kgm/1650-4000rpm
ガソリンモデルはターボ一本になり、あとはハイブリッド構成になります。
- ハイブリッドモデル
- 2.5Lハイブリッド用エンジン
- 最高出力:184ps/5700rpm
- 最大トルク:22.5kg-m/5200rpm
- モータースペック
- 最高出力:145ps
- 最大トルク:30.6kgm
- システム出力:226PS
これに組み合わされるのが「2.5L ダイナミック フォース エンジン用THSⅡ」になっており、新型プリウスの技術を2.5L用にチューニングされて燃費と動力性能の両方が向上しています。
また上級グレードには新型LS・LCに搭載されたマルチステージハイブリッドが採用されます。
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新型クラウン 上級グレードはマルチステージ
以前までの情報ではV6エンジンが採用されなくなると言われていましたが、上級モデルでは3.5L V6ハイブリッドが用意されるとのことです。
レクサス新型LS・LCに搭載の「マルチステージハイブリッド」になります。
- マルチステージハイブリッドシステム
- V型6気筒 3.5Lエンジン+モーター
- 最高出力:299ps(220kW)/6,600rpm
- 最大トルク:348Nm/4,900rpm
- トータル最高出力:359ps(264kw)
レクサスフラッグシップに採用されているハイブリッドを搭載してくるとは思いませんでした。
現行GSよりも格上のシステムでレクサスフラッグシップと同じですからね!
新型クラウンの燃費は?
- 3.5HV
- RSAdv/S 18.0km/L
- Gexe 17.8km/L (1880kg超)
- 2.5HV
- G/SC/S 24.0km/L
- RSAdv/RS 23.4km/L (1770kg超) 4WD 21.0km/L
- GexeFour 20.8km/L (1880kg超)
- 2.0ターボ
- 12.8km/L
燃料タンクはグレード問わず66Lとなります。
フルモデルチェンジ後のグレードと価格は?
新型ではシリーズごとの名称変更がなくなりシンプルになります。
搭載エンジンや代表的な装備をまとめました。
3.5はマルチステージハイブリッド
2.5はダイナミックフォースハイブリッド
2.0はターボエンジン
- RS アドバンス
3.5・2.5・2.0ターボ
スポーツ・豪華仕様の最上級グレード
- RS
2.5・2.0ターボ
プリセットシートなど豪華装備が省略されたグレード
- RS-B
2.0ターボ
本革ステアリング・LEDウィンカーなど省略
- G・エグゼクティブ
3.5・2.5(4WDのみ)
本革シート、デジタルインナーミラー、リアエアコン装備などラグジュアリー仕様
- G
2.5・2.0ターボ
全ドアイージークローザー、パワーシート装備
- S:Cパッケージ
2.5・2.0ターボ
ブラインドスポットなど安全装備をパッケージング
- S
3.5・2.5・2.0ターボ
17インチアルミ、本革ステアリングなど基本グレードとなります。
- B
2.0ターボのみとなっており、装備面では簡略されたグレードでエントリーモデル
価格!
・3.5 HV
RS アドバンス 6,906,600円
G エグゼクティブ 7,187,400円
S 6,237,000円
・2.5 HV
RS アドバンス 5,799,600円
RS 5,416,200円
G 5,621,400円
S 4,978,800円
S Cパッケージ 5,157,000円
RS アドバンス Four 6,015,600円
RS Four 5,632,200円
G エグゼクティブ Four 6,323,400円
S Four 5,194,800円
S Four Cパッケージ 5,373,000円
・2.0ターボ
RS アドバンス 5,594,400円
RS 5,184,000円
RS-B 5,000,400円
G 5,416,200円
S 4,746,600円
S Cパッケージ 4,941,000円
B 4,606,200円
新型クラウン フルモデルチェンジで新開発のプラットフォーム採用
トヨタが進めるTNGAプラットフォームの、FRバージョン「TNGA-N」と呼ばれる新世代FRコンポーネンツに生まれ変わります!
このプラットフォームは次期GS・次期ISなどにも採用される見込みになっています。
これからトヨタ車がフルモデルチェンジしていく過程でTNGAプラットフォームを随時採用するようですので、車の基本性能が上がりますね♪
レクサス版TNGAプラットフォームの新開発FRプラットフォーム「GA-L」を
- 新型レクサスLS
- クーペモデルLC
では一足早く採用してきます!
このプラットフォームを基本にしてクラウンのフルモデルチェンジでも採用してくるでしょう。
特徴として、ねじり剛性が強いのがアピールポイントになっているようで、従来のスポット溶接箇所を構造用接着剤を車両全体の60%に使用してます。
軽量化と安全性能を向上しています!
この新開発のプラットフォームを短くしたものを新型クラウンでは採用することで、走りの向上や軽量化による燃費向上が期待できますね♪
今回はニュルブルクリンクでの走行テストを繰り返しているので、クラウンの走りは格段に向上されているでしょう。
安全装備は「第二世代セーフティセンス」を採用!
今までのクラウンはセーフティセンスPが採用されてました。
- プリクラッシュセーフティー
- レーンディパーチャーアラート
- レーダークルーズコントロール
- オートマチックハイビーム
- アダプティハイビームシステム
このセーフティセンスが第二世代にバージョンアップされて搭載されます。
以下の機能が新設定されます!
- プリクラッシュセーフティシステム(夜間歩行者・自転車運転手感知)
- レーントレーシングアシスト(LTA)
- ロードサインアシスト(RSA)
- 先行者発進告知
リヤクロストラフィックアラートに加えて、カメラで歩行者検知して自動ブレーキ制御をトヨタブランド初採用となる。
現行クラウンではパーキングブレーキが電気式ではなく、足踏み式を採用しているためフルモデルチェンジでは、電気式パーキングを採用
そのため現行レーダークルーズの作動範囲(約50km/h~100km/h)から進化して(約0km/h~100km/h)の全速追従式
オートクルーズの設定速度は、レクサスなどが180キロまで引き上げられたので、新型クラウンでも設定上限の引き上げが予想されます。
今後120キロ解禁に向けた取り組みですね♪
その他装備も充実!
車同士や信号情報などの情報を取得する「ITS Connect」は全車標準装備となるようで、交通渋滞の情報検出による渋滞削減を目指します。
またこの車載通信機を利用した
- 車両情報による診断
- コールセンターの活用
など万が一の故障や整備の有無なども知らせてくれます。
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新型クラウンTGRやGRMNも遅れて登場
TOYOTA GAZOO Racingが手がけるチューニングモデルの設定も遅れて登場する予定になっています。
AMGやMモデルと対向するスポーツモデルになる予定で、搭載が噂されているエンジンは何種類かあるようです。
- 3.0L V6ターボエンジン
- 最大出力:340ps/650rpm
- 最大トルク:50.0kgm/1500-3500rpm
- 3.5L V6ツインターボ
- 最高出力 :421ps/5,200-6,000rpm
- 最大トルク:61.0kgm/1,600-4,800rpm
専用エクステリアデザイン・専用サスペンション・専用マフラーなど特別モデルに相応しい装備が与えられようなので、ベースモデルとは違う特別感を味わえそうですね。
価格については約700万円~800万円前後となるようで、AMGやMに比べたらお求め安い値段です。
燃料電池FCVのクラウンも登場予定!
2018年にフルモデルチェンジされるクラウンですが、それに遅れること1年後の2019年にFCVモデルが登場するようです。
燃料電池車「MIRAI」のシステムをそのまま採用するのではなく、FRプラットフォームに対応した新開発のシステムが採用されるとの事です。
ですので外観はクラウンですが、中身はまったくの別物と考えたほうがいいですね♪
予想販売価格は750万円~880万円になっています。
その他注目のライバルは?
- 日産フーガ
2019年頃ダウンサイジングターボを採用してフルモデルチェンジを予定しています。
またフーガにもPHV設定をするようで、各メーカー本腰をいれてくる。
フラッグシップセダンですので、プロパイロットの進化にも期待が出来るところで、新型LSのような運転支援システムが用意されると予想できます。
「2019年日産 新型フーガ フルモデルチェンジ!搭載エンジン・価格・自動運転は?」
- 日産スカイライン
現行モデルはメルセデスベンツ製の2.0Lターボエンジンを採用するが、新型スカイラインでは可変圧縮2.0Lターのエンジンを採用するのではないでしょうか?
またフーガ同様PHVが設定されるとの噂もあります。
情報まとめ
「2018年 新型クラウン フルモデルチェンジ!エンジン・安全装備は?2019年にはFCVも登場」はいかがでしたか?
今回からロイヤル・アスリートなどのシリーズがなくなり一本化されるクラウン
新型LS同様のデザインが既存のユーザーにどのような反応見せるか楽しみです。
また走りの面でも大幅に向上されると情報がありますので機会があれば試乗してみたいですね♪個人的には3.5マルチステージがクラウンに搭載されるのが驚きでした!
コメント
今6年前のクラウンアスリート3、5リットルに乗っています。
早く今に勝るエンジン決まれば買いたいなー。
私は、3,0ターボですかねー。
現行クラウンハイブリッドアスリート乗ってます。
発表後すぐに契約したので車検が2月末。。。。。
今回のFMC延期は既存クラウンユーザーにとてもヤサシクナイ。
いつ発売なのか1日でも早くハッキリしてほしい!!