2014年に発売されたヴォクシー・ノアは、ライバルである「ステップワゴン」・「セレナ」と販売台数を比較しても負けていません。
この3台の中では一番古いモデルになりますが、総合的な評価によって人気は衰えません。
そんな人気ミニバンが2020年頃に新型ヴォクシー・ノアとしてフルモデルチェンジされる世手になっています。
新開発エンジンと安全装備のグレードアップが予定されていますので、今現在判明している情報と予想をまとめてみました。
新型ヴォクシー、ノアのフルモデルチェンジ搭載されるエンジンは?
トヨタがTNGAに基づき開発した新エンジン「ダイナミックフォースエンジン」の搭載可能性が高いと思われます。
新型カムリより搭載されるエンジンで熱効率はガソリン40%・HV専用41%と世界トップレベルを誇ります。
またガソリンモデルは新開発8速ATとの組み合わせで、燃費:約20%向上・動力性能:約10%向上
ハイブリッドは専用「2.5L ダイナミック フォース エンジン用THSⅡ」を搭載して、従来の2.5L+THSⅡと比べると燃費最大20パーセント向上・40キロ~70キロの中間加速10パーセント短縮
環境性能も向上させながらも動力性能アップを両立した技術になっています。
- 2.5Lガソリン用エンジン
- 最高出力:205ps/6600rpm
- 最大トルク:25.5kg-m/4800rpm
- トランスミッション:ダイレクト シフト-8AT
- 2.5Lハイブリッド用エンジン
- 最高出力:176ps/5700rpm
- 最大トルク:22.4kg-m/3600-5200rpm
新型ヴォクシー、ノアでは2.0Lを搭載
フルモデルチェンジでは2.5Lのエンジンは採用されずに、先日発表された2.0Lバージョンを採用
- 高速燃焼技術
- 可変制御システム
- 排気・冷却・機械作動時
これらの技術によって現在搭載されている2.0Lエンジンを燃費・出力を向上
ガソリンモデルはライバルを上回る燃費性能が期待されます。
- ガソリンエンジンのスペック
- 最高出力(kW/rpm)126/6,600
- 最大トルク(N・m/rpm)205/4,800
馬力は約170PSとなっており、現行モデルが150PSですのでよりパワフルで環境性能も向上ですね。
当然ハイブリッドも新開発エンジン・システムを採用
現行1.8Lよりも20%小型化され、10%の軽量を実現
- 最高出力(kW/rpm)107/6,000
- 最大トルク(N・m/rpm)180/4,400
- トランスアクスルタイプ 2モーター機械分配式
- モーター最高出力 80kw(109PS)
- モーター最大トルク 202N・m(20.6kgf・m)
このハイブリッドではドライバーの運転行動やナビゲーションの地図情報を元に、ハイブリッドバッテリーの充放電を制御する機能を搭載!
新型「無段変速機(CVT)」-Direct Shift-CVT-
トランスミッションも従来のCVTと変更はありませんが、新開発のCVTとなっており最大の特徴は発進用のギアを備える点です。
いままでのベルト駆動では発進時にパワーロスがありましたが、ギアを搭載することで誰区と名発進・無駄なロスを減らすことで燃費向上。
また変速スピードもDCT(ダブルクラッチミッション)よりも素早いのもポイント
新型ヴォクシー、ノア フルモデルチェンジで先進装備を充実
新開発エンジンに加えて先進装備を充実させてくる。
まず搭載が予想されるのは「電動パーキングブレーキ」でしょう!
新型セレナがクラス初採用したことで話題になって、ステップワゴンハイブリッドでも採用されてきます。
新型ヴォクシー、ノアでもそれに続いて搭載する。
電動パーキングブレーキが採用されれば、全車速対応クルーズコントロールも搭載されます♪
今現在、全車速オートクルーズが採用されていないのはヴィクシー・ノアです。
せめて追従式オートクルーズ採用されていればよかったのですが・・・
またクラス初に拘るのであれば、ヘッドアップディスプレイなども考えられます。
先進安全装備は「インテリジェントクリアランスソナー」が一部グレードまたはメーカーオプションで用意される可能性もありますね。
ミニバンだったらヴェルファイア、アルファードが採用していて、障害物にぶつかりそうになったら自動的にブレーキをかけてくれる装備です。
新型ヴォクシー、ノアでは第二世代セーフティセンス搭載