トヨタが販売するコンパクトミニバン「シエンタ」が2018年9月11日にマイナーチェンジされる
2017年6月には特別仕様車「G Cuero」を追加して、
- シートサイドサポートなどに一部合皮を採用
- ステアリング・シフトレバーのオレンジのステッチ
- セーフティセンスC
- LEDランプパッケージ
- Bi-Beam LEDヘッドランプ[ハイ・ロービーム](オートレベリング機能+LEDクリアランスランプ)
- フロントフォグランプ(ハロゲン)
- リヤコンビネーションランプ(LEDランプパッケージ専用)
- コンライト(ライト自動点灯+消灯システム)
などが標準装備されたお買い得車が設定されていました。
マイナーチェンジに伴いこの特別仕様車は廃止される予定です。
新型シエンタ マイナーチェンジでエクステリアは?
トヨタはマイナーチェンジに伴いヘッドライト周りのデザインを変更することが多いです。
- アクア
- ヴォクシー
- ノア
最近ですとこの代表的な車種は変更されています。
ヴェルファイア・アルファードもヘッドライトデザインが変更されました。
- ヘッドライト
- テールライト
- フロントバンパー
- グリル
- フロントフォグランプLED
- 新色ボディカラー追加&廃止
このあたりが新しくなる予定で前後ガーニッシュは別色で塗装される。
またバンパーデザイン変更によって25mm全長が伸びます。
15インチホイールキャップは新デザイン採用
新色とツートーンカラーを設定
まずは廃止されるボディカラーは「フレックストーン」がマイナーチェンジでなくなります。
その代わりにツートーンカラーが6色用意される。
新色は新たに三色が追加
- センシェアルレッドマイカ(有料色)
- ラディアントグリーンメタリック
- ベージュソリッド(二列モデル専用)
特別仕様車がカタログモデルに追加
2017年の一部改良で追加された「特別仕様車G Cuero」が今回のマイナーチェンジでカタログモデルとして販売されます。
- シートサイドサポートなどに一部合皮を採用
- セーフティセンスC
- LEDランプパッケージ
Bi-Beam LEDヘッドランプ[ハイ・ロービーム](オートレベリング機能+LEDクリアランスランプ)
フロントフォグランプ(ハロゲン)
リヤコンビネーションランプ(LEDランプパッケージ専用)
コンライト(ライト自動点灯+消灯システム)
新型シエンタのインテリアは?
インテリアに関しても質感向上・組み合わせカラーの変更
またトヨタ車マイナーチェンジで大画面ナビを用意してくることが多いので、新型シエンタでも9インチの大型画面ナビが用意されました。
現在9インチナビを搭載している車多いので嬉しいです♪
マイナーチェンジで5人乗り仕様(ファンベース)を新たに設定!
今回の新型シエンタ マイナーチェンジで、3列シートを省いた5人乗り仕様が新たに設定されます。
これによってラゲッジ長は2020mmを実現してフリード+よりも115mm長い
後席にアクセサリーソケット・デッキサイド両側には、ユーティリティホールが9個ずが用意される。
この5人乗り仕様はハイブリッドを含む2WDに設定されフリード+に対抗する。
この様にミニバンを5人乗り仕様で利用したいユーザーは一定数います。
フリードに比べてシエンタ5人乗り(ファンベース)の優位性は?
- 最大荷室長がフリード+に比べて35cm以上長い
- スライドドア開口部フロア高が60mm低い
- ハイブリッドモデルはフリードよりも1.6km/l引き離し、ガソリンは6ℓ多く入る。
利便性も向上
今回のマイナーチェンジでは利便性も向上♪
まずはスライドドアの予約ロック機能が追加されることで、全閉を待たずともロックが可能ですので煩わしさが改善
日本初のシステムとして、後席に荷物の出し忘れを知らせる「ウォーニング機能」が採用
またグレード別装備などになりますが細かく以下の機能が追加
- ドアロック連動ドアミラー(G CueroとGグレードに標準)
- 充電用USB・イモビライザー(全車標準)
- クルーズコントロール(HVのG CueroとGグレードに標準)
- 6スピーカー(G Cueroに標準・その他オプション)
- スーパーUV&シートヒーターパッケージにステアリングヒーター追加
新型シエンタ マイナーチェンジで燃費向上?
- 現行モデル ハイブリッドスペック
- 1.5L直4DOHC+モーター
- 最高出力 74ps/4,800rpm
- 最大トルク 11.3kgm/3600~4,400rpm
- システム出力 100ps
- JC08燃費:27.2km/L
2017年6月にアクア マイナーチェンジで、エンジンとシステムの最適化によって燃費向上されました。
シエンタ特別仕様車追加時に、燃費向上されると思われましたが改良されないままでしたので。2018年夏の改良では燃費向上が期待されます。
といっても大幅な向上ではなく、JC08燃費:27.2km/Lから28.8km/Lにアップ程度です。
またガソリンモデルについては現在燃費向上の情報はありません。
標準装備されるセーフティセンスとは?
現在、特別仕様車には標準装備となりますがオプションで用意されており約5万円となってます。
- プリクラッシュセーフティシステム(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)
- レーンディパーチャーアラート
- オートマチックハイビーム
- 先行車発進告知機能
これらの先進装備でドライバーの安全運転をサポートしてくれる♪
新型シエンタ マイナーチェンジでは第二世代搭載か?
2017年11月29日にトヨタ自動車が2018年以降第二世代セーフティセンスを順次各車に導入する、と発表がありました。
その第一弾は「ヴェルファイア・アルファード」になります。
現在のC・Pと別れているものを一個にまとめたものです!
- カメラ・レーダーの性能向上等により、検知対象を拡大し、機能を向上
自転車や夜間の歩行者にも対応して、より一層の検知能力が向上します。
セーフティセンスCでは歩行者対応ではありませんでした。
- 高度運転支援機能・レーントレーシングアシスト(LTA)を採用
LTAは上級車種になると思いますが、第二世代セーフティセンスでは「レーンディパーチャーアラート(LDA)」が標準になります。
外逸脱の警報と、回避操舵のアシストを実施
- レーダークルーズ
速度をセットすると設定された範囲内で車間距離を適切に保ってくれます。
高速道路などで疲労軽減の効果や余所見による事故防止が期待できます。
- ロードサインアシスト
カメラが道路標識を感知して、ディスプレイに表示することでドライバーの見落としを防ぎます。
- ユニットを小型化し、搭載性を向上
第二世代セーフティセンス搭載はなし!!
期待されていた第二世代の搭載は残念ながら採用なしとなりました。
しかしセーフティセンス自体は改良され、新たな安全装備が追加されます。
- 歩行者検知機能
- 誤発進抑制インテリジェントクリアランスソナー
これらの機能追加でサポカーSワイドに適合
また新たな運転サポートとして「パノラマビューモニター」新に設定されるのも注目です。
NAVIレディパッケージに6スピーカーとセットで用意されます。
コンパクトミニバンとはいえ駐車や幅寄せが苦手なユーザーもいますから嬉しい配慮です。
これらの改良でライバル フリードに対抗か??
最大のライバルであるホンダ フリードに採用されている安全運転支援システム「ホンダセンシング」は機能面で現在大幅に上回っている。
- 歩行者対応自動ブレーキ
- 歩行者事故低減ステアリング
- ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉
- LKAS〈車線維持支援システム〉
- 路外逸脱抑制機能
- 誤発進抑制機能
- 標識認識機能
トヨタセーフティセンスCとは比較にならない機能ですので、新型シエンタ マイナチェンジで第二世代セーフティセンスが搭載されればいい勝負になったんですけど残念です。
フリードも2019年にマイナーチェンジ予定
ライバルであるフリードも2019年にビッグマイナーチェンジ予定となっている。
- 1.0Lターボエンジン搭載
- 2モーター1.5Lハイブリッドに切り替え
- エクステリア大幅変更
- 全車ホンダセンシング標準装備
「2019年 フリード マイナーチェンジ!新エンジン・ハイブリッド・エクステリア変更」
新型シエンタ マイナーチェンジで発売日と価格は?
発売日は2018年9月11日
定員 (人) | エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価格*11 (消費税込み) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
FUNBASE X | 2列シート車 | 5 | 2NR-FKE (1.5L) | Super CVT-i | 2WD (FF) | 1,776,600 | |
リダクション機構付のTHSⅡ (1NZ-FXE 1.5L) | 2WD (FF) | 2,187,000 | |||||
FUNBASE G | 2NR-FKE (1.5L) | Super CVT-i | 2WD (FF) | 1,980,720 | |||
リダクション機構付のTHSⅡ (1NZ-FXE 1.5L) | 2WD (FF) | ◎2,340,360 | |||||
X | 3列シート車 | 7 | 2NR-FKE (1.5L) | Super CVT-i | 2WD (FF) | 1,816,560 | |
6 | 1NZ-FE (1.5L) | 4WD | 1,958,040 | ||||
7 | リダクション機構付のTHSⅡ (1NZ-FXE 1.5L) | 2WD (FF) | 2,226,960 | ||||
G | 7 | 2NR-FKE (1.5L) | Super CVT-i | 2WD (FF) | 2,020,680 | ||
6 | 1NZ-FE (1.5L) | 4WD | 2,162,160 | ||||
7 | リダクション機構付のTHSⅡ (1NZ-FXE 1.5L) | 2WD (FF) | 2,380,320 | ||||
G Cuero | 7 | 2NR-FKE (1.5L) | Super CVT-i | 2WD (FF) | 2,172,960 | ||
6 | 1NZ-FE (1.5L) | 4WD | 2,314,440 | ||||
7 | リダクション機構付のTHSⅡ (1NZ-FXE 1.5L) | 2WD (FF) | 2,532,600 | ||||
X | 車いす仕様車(タイプⅠ) 助手席側セカンドシート付 | 5*12 | 2NR-FKE (1.5L) | Super CVT-i | 2WD (FF) | 2,130,000*13 | |
G | 2,317,000*13 |
またX-Vパッケージがマイナーチェンジによって消滅します。
ライバル フリードも2019年にマイナーチェンジ予定
まだまだ噂程度の情報しかありませんが、大規模なマイナーチェンジとなるようです。
- 1.0ターボエンジン採用
- ハイブリッドシステム変更
- エクステリアデザイン変更
これらによって更に魅力的なクルマに進化します。
「2019年 フリード マイナーチェンジ!新エンジン・ハイブリッド・エクステリア変更」
情報まとめ
「2018年夏 新型シエンタ マイナーチェンジ!全グレード「セーフティセンス」一部標準装備へ」はいかがでしたか?
2018年はトヨタセーフティセンス第二世代の搭載が順次スタートするとのことなので、新型シエンタにも搭載が期待されましたが、歩行者対応などの改良にとどまりました。
ヴォクシー・ノアも含めてCを採用している車は、ライバルと比較して機能面でどうしても劣ってしまいます。
こういった自動ブレーキが当然の世の中ですので、トヨタにはもっと頑張ってもらいたいですね♪
またシエンタの最新情報入ったらスグにお伝えします!