レクサスが販売するフラッグシップセダン「LS」が発売開始されて9年がたとうとしています。
そんなレクサス LSが英国の自動車メディア、『auto express』にてカモフラージュされた開発車両の写真が公開されました!
フルモデルチェンジされる次期レクサス LSの開発名称200Bと呼ばれていて、2017年頃に発売が開始されるでしょう♪
そんな時期レクサスLSの今わかっている情報まとめてみました!
グレードは全部で5種類用意されます!
- ベースグレード
- I Package
- version.L
- F SPORT
- EXECUTIVE
2017年1月8日デトロイトモーターショー2017で正式発表
新型LSのフルモデルチェンジで搭載するエンジンは?
FCV(燃料電池)・ハイブリッド・ターボエンジンのラインアップが用意される。
現行LSに搭載されているV8エンジンは廃止されて、V6エンジンに変更されます。
LS500H ハイブリッド
- マルチステージハイブリッドシステム
- V型6気筒 3.5Lエンジン+モーター
- 最高出力:299ps(220kW)/6,600rpm
- 最大トルク:348Nm/4,900rpm
- トータル最高出力:358ps(264kw)
LS500 ガソリンエンジン
- 新開発3.5L V6ツインターボ
- 最高出力 :421ps/5,200-6,000rpm
- 最大トルク:61kgm/1,600-4,800rpm
- 0-60mph(約96.6km/h)加速:約4.5秒
- 10速オートマチック・トランスミッション
- JC08燃費 10.5km/l
現行型は4.6L V型8気筒DOHCエンジンなのでダウンサイジングターボに置き換わりようです。
搭載される10速AT「Direct Shift-10AT」はLC500にも採用されているもので、今後は搭載車種を増やしていく計画になっています!
Direct Shift-10ATは、8速から10速に段数アップしてトータルのギヤ数を増やしながら、低中速域を中心に、各段の使用領域(段数)を最適化するクロスギヤを採用。これにより、FRプレミアム車にふさわしいスムースかつ世界最速レベル*のクイックな変速が生み出すリズミカルで“気持ち良い走り”を追求しています。
引用元 http://newsroom.toyota.co.jp/jp/powertrain/transmission/
またドライブセレクトが採用されていて、
- エコ
- ノーマル
- スポーツ
- スポーツ+
シーンに応じたエンジン出力制御とサスペンションの設定を変更することが可能です!
スポーツ思考・エコ思考と別れていて、ベンツやBMWのようにハイパフォーマンスモデルのAMGやMシリーズのようなグレードが設定される可能性も!
LC500hのマルチステージハイブリッド搭載!
2017年3月頃に発売予定のレクサスLC500hに搭載される「マルチステージハイブリッド」が新型LSに搭載されることになります!
<マルチステージハイブリッドシステムの特長>
▽パワフルな駆動力と低燃費・静粛性を両立マルチステージハイブリッドシステムでは、2つのモーターを使用したLEXUSのハイブリッドシステムに、有段ギアの自動変速機構を組み合わせることで、エンジンとモーター両方の出力制御が可能になった。
エンジンの高回転化と合わせて、低速域ではエンジン使用領域を高回転側に拡大し、低速から力強い駆動力を生み出しパワフルな走りを実現。
加えて、低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択し、EV走行領域も拡大することで、エモーショナルな走りと燃費性能に優れた快適なクルージング走行を両立した。
変速制御が、どの走行シーンにおいても、ドライバーの要求に応じたエンジン回転数の変化を生み出すと共に、応答性の良いモーターアシストを可能とし、アクセル操作に連動したダイレクトな加速フィーリングを実現。エンジン回転と加速感がマッチした、ダイナミックな走りを生み出す新しいハイブリッドシステムとした。
LC500の詳しい記事は↓
「レクサス新型クーペ「LC500」・「LC500h」2017年発売!エンジン・グレード・装備・価格は?」
F SPORTグレードも設定!
新型LSにもF SPORTグレードを用意するようです。
他のレクサスF SPORTと同じく、
- 専用エクステリア
特徴的なスピンドルグリルは、CADを使用して5か月試行錯誤して作ったものです。
- 専用サスペンション
アダプティブサスペンションによって走行モード、路面状況などを読み取って最適な制御を行います。
ロールや上下運動を抑える。
- 専用ホイール、ブレーキ
20インチベンチレーテッドディスクブレーキ、20インチランフラットタイヤ&ホイール
前6ピストン、後4ピストンのキャリパー
- F SPORTエンブレム
などが装着される。
画像で確認できるのが、リアのF SPORTエンブレムです。
このエンブレムは今までのF SPORTグレードには無かったもので、今後は採用が拡大していくと思われます。
現行ではフェンダー部分だけだったので嬉しい変更ですね。
F SPORTのインテリアは?
- ホールド性に優れたスポーツシート
- アルミのアクセルペダル、ブレーキ、フットレスト
- アルミ製のインテリアパネル
- メーターリングスライド機構TFT液晶メーター
などインテリアはスポーティに仕上がっています。
メーターはレクサスISとRCのFスポーツにも採用されている可変式を採用。
ドライバーが任意で切り替えることが出来ます!
新型レクサス LS Fも設定か?
- V8 4.0Lツインターボエンジン
- 最高出力:612PS
- 最大トルク:79kgm
- トランスミッション:10速AT
- ブレーキ:前6ポッド・後4ポッド
- タイヤ:255/40/20・285/35/20
- 最高速:310キロ以上
- 0-100加速3秒台
- 価格:2000万円前後
駆動システムは強大なパワーを受け止めるために4WDを採用!
- 電子制御連続可変式トルクベクタリング(TVD)も専用チューニングされて搭載!
現在、RC-F・GS-Fに採用されている5.0L V8エンジンは採用されない見込みです!
LS-FからはNAエンジンが廃止されてターボになる予定にです。
世界的にNAエンジンがなくなるのは寂しいいですが環境性能は無視できないのでしかたないです。
新型レクサスLSのエクステリアは?
低く構えたボディはまるでクーペのような美しいデザインになっています!
横から見たシルエットがカッコいいと思います♪
稲妻型のヘッドライトはスピンドルグリル同様に、最近のレクサス車と一目でわかるもになっている。
片側三枚ずつサイド・ウィンドウを持つ「6ライト・キャビン」・ガラス内側にピラーを内蔵した「フラッシュサーフェイス・ウインドウ」を採用!
今回の発表で使用されたボディカラーは金属から削り出したような印象を与える新開発カラー「マンガンラスター」です。
インテリアはどうなっている?
LC500と同じように水平基調のインストゥルメント・パネルが特徴的になっており、インテリアに広がりを感じさせてくれます!
厚みのあるコンソール・アームレストは運転席と助手席それぞれの包み込まれた空間を演出して、ドライバーは運転に集中することが出来ます♪
シフトは電気式を採用しておりシンプルなデザインですね!ナビ操作はタッチパッド方式なのが確認できる。
運転席は、「ドライバーの体格を問わず高いホールド性を確保しながら、長時間座っていても快適であること」を目標に開発されました!
- 骨盤
- 大腿部
- 背中
- 肩
- 脇
など最適なサポートを細かく設定できるシートを採用します。
更に運転席にはエアブラダ(空気袋)が内蔵されており背中から大腿部を指圧マッサージすることも可能だ!
中央に設置されているナビゲーションは12.3インチの専用ディスプレイが備わる。
オプションになりますが、世界最大サイズの24インチのカラー表示HUD(ヘッドアップ・ディスプレイ)も選択することが出来ます!
レクサス新型LSの後部座席は「人を包み込む連続性のある空間」を意識しています!
オットマン付きのパワーシートは上質なくつろぎを提供してくれます。
ドアトリムからシートバックにかけて繋がりを感じさせるデザインになっており、中央センターコンソールにはタッチ式のディスプレイが装備される!
- ヒーター
- マッサージ機能
- オーディオ操作
- 座席操作
など各種操作設定が行えます。従来のボタン方式よりわかりやすくシンプルで良いですね♪
また搭載されたエアサスは、乗車時に車高を引き上げる機能も付いています!
グレード別インテリアカラー
- ベースグレード
- アイブリー
- ブラック
- I Package
- ブラック
- アイボリー
- ブラウン
- シャトー
- F SPORT
- ブラック&ホワイトグレー
- レッド
- ホワイト
- version.L
- ブラック
- アイボリー
- トパーズブラウン
- ノーブルブラウン
- ホワイト
- EXECUTIVE
- ホワイト
- ブラック
- クリムゾン&ブラック
新開発プラットフォーム採用とボディサイズ!
LC500・新型センチュリーにも採用される新開発FRプラットフォーム「GA-L」を採用!
軽量化・高剛性を実現しており、従来のスポット溶接に代わり車体の60%を構造用接着剤を使用しています。
フルモデルチェンジに伴い、現行型よりも一回り大きなボディに生まれ変わるようですね!
- 全長 5235mm
- 全幅 1900mm
- 全高 1450mm
- ホイールベース 3125mm
とかなりの大型セダンになるようで、ベンツSクラスやBMW7シリーズと真っ向勝負できるボディサイズを手に入れるようです。
ここまで大きいと日本で乗るにはちょっと不便かもしれませんね!
新型LSの安全装備は?
勿論、新型レクサスLSは先進運転支援システム(ADAS)を最新鋭のシステムを搭載してきます。
歩行者対応プリクラッシュブレーキアシストの搭載に加えて、進行方向に歩行者及び車両が飛び出してきた状況では、大型HUDで警告して回避できない場合は搭載されたカメラとミリ波レーダの情報を使い自動ブレーキ!
それでも回避しきれないと判断した場合は、衝突回避のステアリング操作(自動操舵による操舵回避)をします。
また交差点での出会いがしら事故を未然に防ぐ機能も搭載されており、前側方レーダーによるプリクラッシュセーフティの検知範囲を拡大することで、交差点などで接近する車両がある場合、大型HUDで注意喚起することで事故を防ぎます。
新型LSでは自動運転に一歩近づいた「高度運転支援技術Lexus CoDrive」も採用されます。
ドライバーの意図をくみ取り、それに合わせた操舵制御をクルマがアシストしてくれてウィンカー操作などした際には車線変更支援を行います!
この機能は新型ベンツEクラスと同等のものになりそうですね♪
カーブの多い都心部や、渋滞などでも連続した運転支援が可能でドライバーの負担を大幅に軽減。
- ベースモデルでは今までの「Lexus Safety System+」
- それ以上のグレード「Lexus Co Drive」が追加されます
Lexus Co Driveの機能は?
- 全車速追従型レーダークルーズコントロール
いままで搭載されていたACCを強化したもので、設定速度上限が180キロまで拡張されています
- レーントレーシングアシスト(LTA)
車線が認識しにくい状況でも、先行車がいれば追従走行可能になっています。
ナビの情報を元にカーブ進入時の速度が速い場合は、大型ヘッドアップディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイへの表示で注意したあと自動的に減速
- レーンチェンジアシスト(LCA)
ドライバーがウィンカー操作が支援開始の合図となって、搭載されたセンサーを使用して周辺状況を確認後、最適なタイミングで操舵・加減速を車が行い車線変更のアシストを行います。
- アクティブ操舵回避支援機能付プリクラッシュセーフティシステム
歩行者回避のアシストを行いながら周辺の安全確認をして、最適な回避行動が取れるようにステアリング制御します。
- ドライバー異常時停車支援システム
運転手が意識を失ったりして無操作状態が続いた場合、音と表示と緩減速による警告するとともにハザードとホーンで車外にも警告
周囲の安全を確認しながら自車線内に減速停車して、事故の発生を防いでくれます。
- 上下2段式アダプティブハイビームシステム
上段8個、下段16個(片側)のLEDを制御することで最適な照射・遮光エリアをきめ細かく調整することが可能
従来のアダプティブハイビームより細かい制御が出来るのが特徴です。
- ロードサインアシスト
搭載されたカメラやナビの交通標識情報で、標識を読み取ってヘッドアップディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイに表示
国産車初のサイドミラーレスか?
2016年6月に国内ミラーレスが解禁になったのは記憶に新しいですね!
新型LSでは国産車としては初のサイドミラーレスになると予想されています。
水滴に見にくくなることもなく常にクリアな視界を保てるので、雨天・夜間では効果が大きいでしょう。
まだまだコストが掛かるのでレクサスのフラッグシップからスタートになるのではないでしょうか?
現在の情報では新型LSではミラーレスは見送られることになっています!!
確定ではありませんがオプション選択が出来る可能性もあるとのことです。
発売日と価格は?
2017年1月デトロイトモーターショーにて正式発表されて、2017年8月頃の発売予定になっています!
価格は、
1060万円~2200万円となる予定です♪
レクサスのフラッグシップセダンですので価格に見合った価値を提供してくれるでしょう!
情報まとめ
「新型レクサスLS 2017年にフルモデルチェンジ!エンジン・価格・発売日・LS-Fも設定!?」はいかがでしたか?
メルセデスベンツ・BMW・アウディが販売するフラッグシップモデルに後れをとるレクサスLSなので、今回のフルモデルチェンジでは気合を入れてくるでしょう。
特に最大のライバルであるベンツもSクラスのモデルチェンジを控えており、自動運転やLEDヘッドライトが進化することも容易に予想されます。
強力なライバルにどう立ち向かうか楽しみですね♪