スズキが販売する軽自動車SUV「ジムニー」は本格的な走破性能を誇って熱狂的なファンが多い車です!
20年もの間フルモデルチェンジが行われませんでしたが、2018年7月遂にフルモデルチェンジされることが判明しました。
安全装備やエンジンなど一新されて、新発売される新型ジムニーについて現在判明している情報をまとめてみました♪
新型ジムニー フルモデルチェンジで搭載エンジンは?
現行型で採用されているエンジンはK6A型ターボエンジン
- 最高出力 64PS/6500rpm
- 最大トルク10.8kgm/3500rpm
長らくこのエンジンが採用されていましたが、フルモデルチェンジともないエンジンも変更になります。
新型ワゴンRにも採用されている「R06A型」が与えられます!
- 最高出力 64PS/6000rpm
- 最大トルク 10.0kgm/3000rpm
新型ジムニーはオフロードで活躍する車なので、低中回転での粘りのあるトルクを発揮できるようにチューニングされます。
また最大トルクも引き上げられる予定となっている。
エンジン縦置きFRレイアウトが伝承します!
新型ジムニーではマイルドハイブリッド採用
また新型ワゴンRから従来のスズキSエネチャージから、マイルドハイブリッドに名称変更されたシステムが採用されます。
- ISG(モーター機能付発電機)
発電効率を高めることで減速エネルギーを無駄なく発電します。
またモーター機能を併せ持つことで、アイドリングストップ時にエンジン再始動
発進・加速時にはモーターアシストすることで燃費・動力性能向上させてくれます。
最高出力2.3kW、最大トルク50N・mのスペックでモーターによるクリープ走行も可能だ!
- 専用リチウムイオンバッテリー
発電された電気を蓄えて、モーターによるアシストを可能にしています。
またバッテリー容量は以前のものよりアップしています。
このシステムを採用して減速時には、アイドリングストップ用場バッテリーとリチウムイオンバッテリーに給電される。
モーターによるクリープ走行で燃料消費を抑えて、モーターアシストによる力強い加速を実現!
上記のエンジン・マイルドハイブリッドに、組み合わされるトランスミッションは5AGS/5MTが予定されている。
新型ジムニー燃費は?
マイルドハイブリッドとの組み合わせによってJC08燃費は20.0km/l以上を目指して開発とのことです。
現行モデル14.8km/lを大幅に更新するのは間違いないでしょう。
フルモデルチェンジで採用するプラットフォームは?
ジムニーはラダーフレームと呼ばれるシャーシを採用して、高い剛性を誇りジムニーの層は性能を支えています。
しかしラダーフレームは重量が重い・室内空間が狭いなど弱点があり、新型ジムニーではモノコックボディが採用される情報もありました。
しかしフルモデルチェンジでは引き続きラダーフレームを採用するとの事なので、ジムニーファンは安心ですね。
またスズキが新開発したプラットフォーム「ハーテクト」で培った技術を応用するようです。
剛性を上げつつも軽量化することで、走行性能・燃費性能の向上が見込めます。
部品配置の最適化によって車内空間を広げることが可能になっているのも特徴♪
新開発のラダーフレームは完全新設計によって、ジムニーの走行瀬能が向上される予定になっていますのでジムニーファンは楽しみですね。
悪路走行に耐えられる足回り
ラダーフレーム同様に引き続き悪路走行に耐えられる「リジット式」を採用します。
左右が繋がっており足回りに負担が掛かる場合でも、トラクションを地面に伝えることが可能。
前後3リンクリジッドサスペンションはそのままに、ボディ剛性向上にあわせてチューニングがされます。
より的確に地面をとらえることで安心感を与えてくれます♪
新型ジムニーの4WDシステムは?
現行型に採用されている「ドライブアクション4×4」を引き続き搭載してきます。
- 林道や砂利道では4WD(4H、4WD高速)
- 登坂路や悪路では4WD-L(4L、4WD低速)
- オンロードでは2WDを選択することで燃費や騒音を低減
このように状況によって切り替えることが出来るシステムを、コンピューター制御をより細かく設定することで更なる走破性能向上。
状況に応じてアクセル操作アシストも介入されるため、今まで以上に活躍の場を広げてくれそうですね。