「東京オートサロン2017」にて新型シビック タイプR、セダン、ハッチバックを2017年7月に日本市場に導入することを発表しました。
一旦はカタログモデルから廃止されたシビックですが、2015年に750台限定車のシビック タイプRはあっという間に完売しました。
シビック タイプR初となるターボを搭載して310PSのパワーを発揮していました。
今回、新型シビックの復活でタイプRもカタログモデルとなり、誰でも購入することが可能になります。
そんな新型シビック タイプR、セダン、ハッチバックの詳しい情報まとめてみました。
新型シビック セダン・ハッチバックのデザインは?
かなり攻撃的なエクステリアデザインになっており、ホンダが最近採用している新LEDヘッドライトも確認できます。
ボディサイズ
- セダン
- 全長4,630mm
- 全幅1,800
- 全高1,415mm
- ハッチバック
- 全長4,500mm
- 全幅1,800mm
- 全高1,420mm
先代シビックよりも一回り多くなりましたが、日本で取り廻すには問題ないボディサイズです。
トヨタ マークXが近いサイズになるでしょう!
またグレード別装備になると思われますが、リアセンター出しマフラーも特徴的と言えるでしょう。
内装は?
ホンダらしいシンプルで機能的なインテリアになっています。
電動パーキングとオートホールド機能も採用されていますので利便性が良いですね。
メーター表示も面白いと思います!
セダン・ハッチバックのエンジンと価格は?
北米仕様では2種類のエンジンが用意されていますが、日本国内は1.5Lターボエンジンとなるようです。
ハイブリッドモデルは今現在ではアナウンスされていません。
- 日本仕様予想スペック
- 1.5L直4ターボエンジン
- 最高出力:182PS / 6,000rpm
- 最大トルク:22.4kgm/1700-5500rpm
- トランスミッション:CVT
日本での販売価格は約220万円~300万円の間で収まると思われます。
新型シビック タイプRも日本復活!
遂にカタログモデルとして新型シビック タイプRが復活して販売されます。
ベースとなる車体が開発されると同時にタイプRの開発もスタートしています!
ですので車体強化は最低限で済み、先代ホワイトボディと比較して16キロのダイエットに成功。
新開発プラットフォーム採用によってリアスペンションがトーションビームからマルチリンクになったのも注目♪
2017年 新型シビック タイプRの搭載エンジンは?
エンジンは先代から搭載が始まった「K20C型2.0L VTEC」に変更はありませんが、各部のリファインによって10PSのパワーアップがされている。
- 2リッターVTECターボエンジン
- 最高出力:320PS/6600rpm
- 最大トルク:41.5lgm/2500-4500rpm
- トランスミッション:6速マニュアル
- タイヤサイズ:245/30R20
純正装着されるタイヤは「コンチネンタルスポーツコンタクト6」でNSX・先代と同じ銘柄になります。
ブレーキシステムはフロント対向4ポットブレンボ
日本仕様ではタイヤ銘柄が変更になるかもしれませんね。
また注目なのは今回から新たに採用された「レブマッチシステム」によってシフトダウン時に回転数を自動的に合わせてくれます。
フェアレディZなどでも採用されていますね♪
ニュルブルクリンクをFF最速で駆け抜ける!
先代は7分50秒63でFF最速を記録しましたが、2016年5月にゴルフ・GTIクラブスポーツSが7分49秒21を記録して、FF最速の座を明け渡しました。
今回の新型シビックタイプRでは、再びパワーアップしたエンジンと新開発プラットフォームでFF最速を奪還しました!
タイムは先代から7秒縮めた「7分43秒80」を達成(2017年4月現在FF最速)
コンフォートが追加され快適な乗り心地も実現
タイプRと言えばサーキット前提でセッティングされているため、サスペンションが固く一般道では同乗者には大不評でした。
しかし新型シビック タイプRでは新たに「コンフォート」を追加
- コンフォート
- スポーツ
- +R
の3つを切り替えすることで状況に応じたエンジン制御・サスペンション設定を選択できますので、市街地でも今までのようなガチガチな足回りではないでしょう。
新型タイプRの価格は?
先代が428万円という価格になっていましたが、これはホンダにとってかなりのバーゲンプライスだったようです。
新型タイプRの日本販売価格は450万円前後と予想されます。
情報まとめ
「ホンダ 新型シビック タイプR、セダン、ハッチバックが2017年7月日本発売!エンジン、装備、価格は?」はいかがでしたか?
今回のシビックは新型プラットフォームの採用で軽量化と高剛性を実現して、リアサスもマルチリンクに進化しています。
少し前まではFFで300PSなんて考えれなかったですが、時代の進化は凄いですね!
ちなみにハッチバックとタイプRは英国生産・セダンは日本生産になっています♪
ボディ・価格共にワンランクアップするシビックが再び日本で復活して、どのような販売を見せるか楽しみですね。
S2000復活・S660・新型NSX・新型タイプRと昔のホンダに戻りつつあり嬉しいところです!