今回は、2016年6月6日にマイナーチェンジされて発売された、新型エスティマとホンダ オデッセイを比較したいと思います!
両車ともにハイブリッドの設定や、車体サイズが似てることから何方にしようか迷ってる方も多いと思いますので、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!
対決ポイントは、エスティマ・オデッセイの外装、内装、シートアレンジ、安全装備、収納、燃費、価格などを比較していきたいと思います。
エスティマとオデッセイの外装は?
マイナーチェンジされて今風のデザインになり、ヘッドライトとバンパーにLEDイルミネーションが配置されて個性的なフロントを演出していますね!
基本的には、キープコンセプトを維持しており、新型エスティマにモデルチェンジしても変わらない安定感はありますね。
ヘッドライトもLEDに変更されて明るいナイトドライブを楽しめます。
またミニバン初のツートンカラーを設定するなどユーザー好みのカラーを選択できます。
先代オデッセイよりも全高は高くなりましたが、エスティマと比べると約7センチ低いです。
ことらもヘッドライトにはLEDが採用されており、イルミネーションも搭載されています。
エスティマと比較すると若干控えめですので、落ち着いた雰囲気ですので大人なイメージですね。
どちらもスタイリッシュな外装をしていますので、ヴェルファイア・エルグランドにはないスマートなミニバンですね♪
ボディサイズは?
エスティマ
- 全長4815×全幅1820×全高1745㎜
- ホイールベース 2950㎜
オデッセイ
- 全長4820×全幅1820×全高1685㎜
- ホイールベース 2900㎜
この二台の大きさは殆ど一緒になっていますね!!
内装はどんな感じ?
新型エスティマの内装は、カラーを組み合わせが何種類か用意されており、ユーザーが選択することができるようになっています。
さらにレザーやステッチを使用するなど上質な内装に仕上がっています。
オプティトロンメーターにはマルチインフォメーションディスプレイは配置されて車両の状態などを表示されます。
ダッシュボードは柔らかい感触のソフトパッドパネルを採用しており上質なインテリアを演出しています。
グレードによってインテリアパネルが茶木目と黒木目だったりと分けられているのもいいですね。
全席が快適に座れるようにシートの形が工夫されており疲れにくい内装になっています。
さらに二列目のステップは、低床フロアのお陰で30センチとミニバントップの低いステップを実現しています!!
シートアレンジは?
エスティマとオデッセイは7人乗り・8人乗りが用意されていますので、詳しく見ていきましょう!
エスティマ7人乗り
オデッセイ7人乗り
やはり、この二台の特徴は豪華な二列目のシートでしょうね!
二列目スライド量は、エスティマが800mm・オデッセイが740mmになっています。
快適さでは中折れ機能を搭載しているオデッセイに軍配があがりますね。リクライニングしたまま上半身を起こすことができるので、姿勢の自由度が高いのです。
やはり設計が新しいので、座りごことをふくめてオデッセイが勝っています。
エスティマ8人乗り
オデッセイ8人乗り
オデッセイの弱点はフルフラットにできないことですね。
車内泊を頻繁にするユーザーにはエスティマのほうが使い勝手がいいでしょう!
移動中の快適さを優先するならオデッセイで、車内で寝たり・休憩する場合にシートを倒す方はエスティマのほうがいいでしょう♪
収納はどんな感じ?
二台ともカップホルダーや小物入れが充実しており、どちらも大差はないのですが、大きな違いは三列目です!!
両者ともに床下収納なのですが、オデッセイが三列目を収納は分割できないのに対して、エスティマは分割収納に対応しています。
オデッセイ
エスティマ
ちなみにオプションで電動格納にも対応しています。
シートアレンジを含め収納面では、エスティマのほうが色んな使い方ができるので勝ちですね。
エンジンや燃費は?
今回のマイナーチェンジでV6モデルが廃止されたので、純粋に直4 2.4Lガソリンエンジンとハイブリッドの比較になってきますね。
エスティマ
- 最高出力:170PS/6,000
- 最大トルク:22.8kgm/4,000
- JC08燃費:11.4km/l
ハイブリッドモデル
- 最高出力:150PS/6,000
- 最大トルク:19.4kgm/4,000
- モーター出力:143ps
- モータートルク:27.5kgm
- JC08燃費:18.0km/l
オデッセイ
- 最高出力:175PS/6,200
- 最大トルク:23.0kgm/4,000
- JC08燃費:13.8km/l
- アブソルート
- 最高出力:190PS/6,400
- 最大トルク:24.2kgm/4,000
- JC08燃費:14.0km/l
ハイブリッドモデル
- 最高出力:145PS/6,000
- 最大トルク:17.8kgm/4,000
- モーター出力:184ps
- モータートルク:32.1kgm
- JC08燃費:26.0km/l
比較結果の通り、オデッセイのノーマルグレードから馬力・燃費が負けており、アブソルートになると更に差は開くばかりです。
ハイブリッドモデルも、エンジンパワーは若干エスティマのほうが上ですが、モーターの出力が全く違いますね。
燃費に至っては、JC08燃費8km/lもの大差をつけられていますので、走りの力強さと燃費はオデッセイに全然追いつけていないです。
やはりマイナーチェンジしたとはいえ10年もの間発売されているので仕方ないですね・・・
気になる価格は?
エスティマガソリンモデル
3,271,418円~3,916,473円
ハイブリッド
4,311,163円~4,928,727円
オデッセイガソリンモデル
2,760,000円~3,566,600円
ハイブリッド
3,560,000円~4,056,400円
全体的にエスティマのほうが価格が高いのが確認できますね。
この価格差は、装備内容みるとオデッセイのほうがお得と感じてしまいます!
安全装備は?
エスティマは全車「トヨタセーフティセンスC」を搭載しています。
- プリクラッシュセーフティシステム(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)
- レーンディパーチャーアラート
- オートマチックハイビーム
- 先行車発進告知機能
オデッセイはタイプ別オプションで「ホンダセンシング」を搭載しています。
- 衝突軽減ブレーキ
- 誤発進抑制機能
- 行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- LKAS〈車線維持支援システム
- ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉
- 路外逸脱抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
完全にオデッセイに搭載されている運転支援システムのほうが高性能です!トヨタセーフティセンスPでなければ張り合えないでしょうね・・・
トヨタセーフティセンスCとPの違い!搭載車種・機能・性能は?
オデッセイvsエスティマ比較まとめ
「2016年 新型エスティマ VS オデッセイ あなたに合うミニバンは?徹底比較しました!!」は参考になりましたか?
マイナーチェンジで質感向上や安全装備の充実がされましたが、搭載されたのがトヨタセーフティセンスCだったり、エンジンの改良はされないで燃費性能は変わらないなど、残念なポイントが多いですね・・・
価格もアップしていますので、エンジン性能・燃費・価格・安全装備ではオデッセイに軍配が上がる結果になっています。
シートアレンジでは使い勝手がいいのでもったいないですね・・・
私的にはオデッセイの購入がお勧めだと思います!!
ちなみにボディの全高さはオデッセイのほうが低いのですが、低床フロアのお陰で室内高さはオデッセイが上回っています♪